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おかん、どないしたんや?

(以下は夢を元にしたフィクションです)実家に帰っていたときのこと、いつも寝泊まりする3階の部屋におかんがノックとともに間髪入れず部屋の中に入ってきました。いつもこうです。別に悪気はないんですが、プライバシーという観念がおかんには薄いんです。「やす、朝ご飯やで」朝8時すぎ。夜型の僕はまだ朦朧としています。「あとで」そう言っていつもの通り二度寝するつもりでした。重いまぶたを開け、焦点が定まらないまま、...

用水路と労働と焼原と~1

市内を縦横に張り巡らされた運河を物資をいっぱい積んだ小船が忙しく行き交う。運河は用水路として使われていて、郊外の穀倉地帯へと続いている。白魚のような手を持つすらっとした美人が「フンッ」と気張り、ドロッとした半液状の物質に覆われた緑色の固形物が片方の小さな穴から勢いよく飛び出る。酸素のかわりに煙を吸って生きているのではないかというほど面長の男たちは群れながらタバコを欠かさない。ゴミというゴミが砂塵を...

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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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