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約200年前に生まれた僕の先祖

先週、九州にある父親の故郷である旧瀬高町(みやま市)に行っていた。先祖を含むこの地域の人たちと朝鮮半島のつながりを調べるために。 背中を押したのは父親の話だった。瀬高には古墳のような塚が点在している。昭和20年代後半から10年ほど祖父が煉瓦工場をしていた。原料となる土を塚の近くに採取しにいったとき、土器の破片らしきものがたくさんでてきたことがあるというのだ。 朝鮮の国鳥であるかささぎはこの一帯に多い...

有田焼のタイルに覆われた花柄の便器

月曜から金曜まで九州北部へ行っていた。訪れた場所は次の三つ。佐賀県の唐津、その北にある鎮西。熊本県に程近い福岡県南部にある旧瀬高町(みやま市)。唐津は連載している「生きのびた日本」取材のため。鎮西は去年連載していた「ニッポンの穴紀行」で取材した日韓トンネルの追加取材のため。旧瀬高町はこれから連載する日本のマイノリティをテーマにしたシリーズの補強取材、つまり先祖のことを調べるため。「生きのびた日本」...

陸軍中野学校の石碑

住んでいる野方という街からバスで中野駅へ向かうとき、警察病院の前をいつも通る。かつてこの場所には徳川綱吉時代には犬屋敷、昭和10年代には陸軍中野学校があった。歴史的にはとっても重要な舞台なのだけど、坂本龍馬のようなかっこよさに欠けている。どちらかというと触れてはいけない負の歴史の場所だと思われているせいか、それらのことに関して資料を集めた専門の博物館は存在しない。負の歴史だからといって語ってはいけ...

口蹄疫と優生学

口蹄疫の発見によって、宮崎県が大変なことになっていることは知っていたが、まさか7万頭以上もの牛や豚が殺処分の対象になっているだなんて、予想を超えていた。人に感染せず、感染した家畜の肉を食べても人体に影響がないというのに殺してしまうのはなぜだろう。日本の家畜の国際的な評判が落ちるからやむなしということなのかもしれないが、やりきれないものが残る。処分する側の隊員は軍隊の本質をこのことで学ぶのかもしれな...

ちりめんじゃこのおまけ

先月末、ちりめんじゃこをふりかけた野菜サラダを食べようとしたときのこと。野菜の表面に見慣れない生き物が付着していることに気がついた。長さは約1センチで細長く、焦げ茶色の表皮で覆われている。エビに似てはいるが、身体全体がエビのしっぽのようになっていて、エビというよりダンゴムシに近い。デジカメで接写し、拡大してみるとこいつなんと複眼だ。ちりめんの袋の中には小さいタコやエビなどが時々混入している。これも...

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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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