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中国・香港の「反日団体」と尖閣諸島について雑感

中国の活動家4人乗せた船、尖閣諸島に接近 上陸の意向

2007年10月28日23時58分

 尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する中国の活動家グループは28日、メンバー4人を乗せた抗議船が同諸島に接近したことを明らかにした。メンバーを同諸島に上陸させる意向を示している。

 中国の活動家でつくる中国民間保釣連合会(保釣は釣魚島の領有権保持の意味)によると、抗議船は25日ごろ、中国福建省を出発。28日夕までに同諸島から約7カイリ(約13キロ)の海上に到着した。同会は「釣魚島が中国の領土である歴史的事実を、日本の国民に平和的に訴える」としている。

 同会によると、同諸島に抗議船を出すのは02年以降4度目。今年8月、同様の主張をする香港の活動家グループが抗議船出航を計画したが、香港当局が許可しなかった。中国政府が「日中関係は好転しつつあり、大局を見る必要がある」との書簡をグループに送るなど牽制(けんせい)していた。

 ◇
 海上保安庁によると、同庁の巡視船が28日午後5時35分ごろ、尖閣諸島の西約27キロの海上に、中国籍とみられる青色の漁船を発見した。船は同6時22分、中国国旗を掲げ、同島の西約22キロの領海線を越えて侵入。巡視船が退去するよう警告を続けたところ、同7時20分、島に約20キロまで接近したところで反転、同35分に領海を出た。
(朝日新聞より)

香港の保釣行動委員会の船かと思ったのですが、大陸側でしたね。香港の団体は8月に記者会見まで開いて出港をめざすことを明言していました。2月に彼らに会ったときもできれば今年行きたいと言っていました。しかし香港当局が許可せず出港することはできませんでした。

なので、このニュースを知り、まさかと思いましたがなるほどです。
大陸側の船でしたか。それにしてもたった4人での出港とは低調ですね。秘密に出港していたそうで、そうでなかったら彼らがどこまで近づいたのかを僕も逐一チェックしていたでしょう。

ちょうど一年前の香港の保釣団体の接近に比べて、海保の阻止行動は地味な印象です。前回は各保安区から援軍を呼び寄せ体当たりまでかましましたが、今回は放水だけのようですし。



尖閣諸島については中国も自国の領海法のなかで、自国領だと明言していますが、かといってこうした官製でない運動をされるというのは目の上のたんこぶなんでしょう。

彼らの運動の特徴は尖閣諸島の領有問題を歴史問題とリンクさせて考えていることです。

彼らは自分たちが反日運動家だと見られることを嫌い、平和主義を掲げているのだといったことを主張します。持っている知識は概してステレオタイプです。いろいろ彼らのインタビューを読みましたが、活動家の中に納得できるほどの論理を持っている人は今のところ知りません。

彼らはインタビューで日本についていろいろと要望を述べていますが、誤解にもとづく主張が目立ち、あまり勉強していないなこの人たちと思わせます。

僕が会った香港の活動家は「あなたは新しい教科書を問題だと思いませんか」と僕に言いました。彼らに「じゃあ読んだことはあるのか」と切り返すと、照れくさそうに「読んでいない。読みたいから日本から送ってください」とのことでした。

僕は彼らの活動のパワーの源を自分探しでないかと見ています。中国人としてのアイデンティティの確認。これではないかと。

それにしてもこの領海って概念、今でこそ12海里(約22キロ)ですが、伝統的には3海里だったわけで、そのころは排他的経済水域って概念もなかったわけです。

海の国境という概念が国際的に強化されず、中国が経済的に力をつけなかったら。
東シナ海に資源が隠されていることが発表されなかったら…。

どうなっていたことでしょうね。

「尖閣諸島」というキーワードでGOGGLE検索すると「尖閣諸島旅行なら」と書かれたリンクが右の方に出ます。笑

写真は二枚とも西牟田が今年、撮影したものです。


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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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