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「ヨーロッパの北朝鮮」へ

「私たちの国はかつてヨーロッパの北朝鮮でした」

背丈約160cmと小柄な、目つきがワシのように鋭い西洋人が祖国のことをひと言でいいあらわした。僕も彼女も男性の率直な物言いにすっかり心奪われた。

昨年の旅行博でのことだった。
会場をぶらついていて、たまたま見つけたその国のブース。駅のキオスクよりも小さく男性がひとりいるだけだし、その国の名前はあまり知られていないためか、人気がなかった。しかし、かねてからその国のことが気になっていた僕は、興味本位で立ち寄ってみた。その国のことを何も知らなかったらたぶん他の人たち同様に立ち寄っていなかっただろう。

アルバニア…。
この国についての僕のイメージは北朝鮮並みに奇妙きてれつな国、というものだった。
鎖国政策。無神論国家。ネズミ講による国家破たん。イタリアに押し寄せるボートピープル。そしてコソボ紛争。

平穏そのものの戦後を歩んできた日本とくらべその歩みは月とスッポンのようにかけ離れている。

自分の国の見舞われた不運から、目を背けたいだろうに、その男性は逆に祖国の特殊性をさりげなくアピールする。どんな観光資源があるのかはともかく、その男性の人柄に魅せられた僕らは「そのうち行きたいね」と話し合うようになっていた。

そして、新婚旅行先としてこの国を選んだ。
調べてみると、観光地としてもなかなか面白そうな場所だということがわかってきた。
近年は経済成長を続けていて治安も回復しているらしい。
奇妙きてれつなころの思い出がこの国から消え去らないうちに見てみたい。

11/25-12/7までの間。
イタリアとギリシアはアルバニア出入国のため経由。
マケドニアは観光と国境見学。セルビアには現地人の友人に会いに行く。

ミラノ-バーリ(イタリア)
デュレス、ティラナ、ボクラデツ、クルヤ、シュコダル、ジロカストロなど(アルバニア)
ベオグラード(セルビア)
オフリッド(マケドニア)
イオアニア-アテネ(ギリシア)

写真は「闘うアルバニア」より。独自の社会主義を貫いていた時代のころ。げんこつが敬礼らしい。

ちなみに冒頭の男性。大使です。
彼については機会を改めて書きたいと思います。
アルバニアの国旗は双頭のワシです。
彼のまなざしの鋭さと関係がある…のかもしれません。


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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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