Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nishimuta62.blog114.fc2.com/tb.php/13-6c5efc4f

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

友人、辻出紀子が北朝鮮に拉致されてたって?

FI2612498_1E.jpg


昨日の朝、ジョギングのあと、パソコンを起動させ、ブックマークしているHPをチェックしていたところ、突然、電話がかかってきました。
知り合いの産経新聞記者でした。彼は次のような内容の記事が発表されたことを教えてくれました。

北、新たな拉致疑惑 10年不明の辻出さん 政府に情報、再捜査へ

昨日の産経新聞の記事のようです。冒頭を引用します。

平成10年に三重県伊勢市で失踪(しっそう)した女性が、北朝鮮に拉致されているとの情報が中朝関係筋から政府に寄せられていたことが7日、複数の政府関係者の話で分かった。女性は政府認定の拉致被害者や特定失踪者リストにも含まれておらず、捜査当局は拉致事件での立件を視野に再捜査を開始する方針を決めた。当時、現場近くに不審船の出入りがなかったかどうかなどを洗い直す。政府の拉致問題対策本部もこうした情報を把握、強い関心を示している。この女性が拉致されていることが確認されれば、18人目の拉致被害者になる。

自分のブログがその日に限っていつもの3-5倍ものアクセスがあり、不審に思っていたところでした。電話の内容を聞き、アクセス数が増えた原因がわかり、僕は納得しました。

詳しくは拙記事を読んでもらいたいのですが、彼女やその彼氏Tくんは僕の友人です。96年の秋、僕がすすめていた雑誌の企画にTくんとともに参加してもらったのです。

会ったのはそのとき一度きりです。しかし、僕が入っていたメーリングリストにて毎日のようにやりとりをしていたので、当時、日常的に会っていたかのようにときどき錯覚してしまいます。

辻出さんはすらりとして美しい外見とは裏腹な激しさを心に秘めた人でした。行動力が並外れていることもその後の彼女の旅遍歴によってわかっていきました。

そうした彼女の性格および行動力ゆえ、危なっかしさを感じ、ときどき心配していました。旅先で事件にでも巻き込まれないかと。しかし、皮肉にも彼女は旅から帰ってきた翌日に事件に巻き込まれてしまったのです。

ご両親には何度も会っています。事件に関しては舞台となった場所を訪れたり、当時疑われた男性の家のまわりで聞き込みもしています。

彼女は生きているのか、それともすでにいないのか。
彼女がぼくらの前からいなくなったのはなぜなのか。

頭の片隅で彼女のことをいつも気にはしています。しかしこのごろは忙しさにかまけて、彼女のことを気にかけることがなくなっていました。もう10年もたってしまいましたからね。思い出すごとに自分の非情さを呪いたくなります。

ご両親は事件の風化をとても恐れています。
だからこそ彼女の残した写真を現像し主要都市で写真展を開いたり、テレビのバラエティで霊能者に占ってもらったりと行動を起こし続けているのです。

今回の一件について、産経新聞と共同通信ぐらいしか報道がなされていないようで、朝日や読売での記事は確認できません。信憑性が強いのであれば、各紙で報道されるはずですし、テレビでも話題になることでしょう。

ほかのメディアが報道しないのは記事として膨らませるには情報が少なすぎるからということと、信憑性の薄さによるものではないでしょうか。

信憑性がいくら薄くてもすがりたい気持ちはあります。
どんな形でも生きていてくれさえすればいいと友人の僕は思っています。

政治利用されることでご両親ほか関係者が振り回され、傷つくだけ、という結果に終わる可能性もあります。
また、ネット上で事件についてのデマや関係者に対しての中傷がこれまで以上に増えるかもしれません。しかしそれでも事件が風化し忘れ去られていくよりはずっとましでしょう。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nishimuta62.blog114.fc2.com/tb.php/13-6c5efc4f

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
****************
近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

Twitter

 

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。