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小林秀雄賞・新潮ドキュメント賞の贈呈式・祝賀パーティーに行く

候補にあげられましたが、受賞できなかった新潮ドキュメント賞の贈呈式・祝賀パーティーに行ってきました。

会場は東京のホテルオークラです。
選考委員のうち、柳美里さんを除く4人(柳田邦夫、櫻井よしこ、藤原正彦、藤原新也)やコラムニストの勝谷誠彦さん、国際政治学者の浅井信雄さん、文芸評論家の坪内祐三さん、関川夏央さんなどそうそうたる面々が顔を揃えていました。

藤原新也さんとは6、7年前にお会いしています。
「俗界富士」という写真展の会場にて、氏の著書「東京漂流」(情報センター出版局)に
サインしてもらったんですね。

その本の中に、富士見荘というアパートの話が出てきます。
山口百恵が貧しい環境の中からスターへと成り上がっていく過程を彼女のそれまでの一連の住まいの写真で紹介する、という企画を雑誌でやったんだそうです。藤原さんは富士見荘はそのスタート地点として撮影しました。つまり富士見荘が山口百恵の生家なんですね。

写真展の開催当時、僕はそのアパート、富士見荘に住んでいました。
契約の際、そのアパートが生家だということは全然気がつきませんでした。
「東京漂流」はすでに読んでいたのですが。

漫画家の梁山泊、トキワ荘に作りがよく似ているのですが、場所もすぐそばです。
家賃は共益費込みで27000円。
ブレーカーがあがってしまうのでクーラーはつけられません。
西武池袋線の線路が窓の外に見えるほど近く、5分に一回程度で脳を直撃するような振動がやってきます。
そんな環境の良くないところでした。

サインしていただくとき、そこに住んでいるということを告げると藤原さんはいたく感銘を受けた様子でした。
「そうかまだ残ってるのか。重要文化財か何かに指定しないといけないねー」
そう言ったのを覚えています。

新潮ドキュメント賞の選評で「僕の見た「大日本帝国」」を一番評価してくれたのは藤原さんでした。
富士見荘に住んでいた安アパートの住人だった僕と賞の候補となった僕が同一人物だと言うことをぜひお知らせしたかったのも、パーティーに行った理由です。

ですが残念ながら覚えていなかった。
「そんなこと言ったっけ?」
とか言いながらカレーライスを食べていました。
_l ̄l○

2001年に僕がフジテレビの「特ダネ」に出たことがありました。
アフガンでタリバーンに拘束された体験を話しました。
そのときスタジオでコメンテーターをやっていたのが浅井信雄さんで、
「ちゃんとしている」と褒めてくれたのを僕は生涯忘れないと思いますが、
浅井さんは全然覚えていないようでした。

コラムニストの勝谷さんともお話しすることができました。
彼は今年、竹島に行ったのですが、「あの本(「僕の見た「大日本帝国」」のこと)を参考にして行ったんですよ」と言ってくれました。著者冥利に尽きるとはこのことだと思いました。


これが富士見荘です。
僕が住んでいたころですから5年以上前の写真です。

その後、桜の木は切り倒されてしまいました。


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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
****************
近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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