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唸るピアニストの哲学

キース・ジャレットというジャズ・ピアニストがいます。
パッと見、華奢で神経質そうなおっさんですが、すごい人なんです。
音楽にノーベル賞があれば確実に受賞しているでしょう。

彼の即興演奏ほど飽きの来ない、それでいて想像力を高めてくれる音楽はありません。ソロの「ケルン・コンサート」とかスタンターズ・トリオのアルバムをどれだけ聞き込んだことか。彼は演奏中に奇怪なうなり声をあげます。そのうなり声こそが演奏を唯一無比の孤高の存在にしているような気がするんですがいかがでしょうか。僕的にはこのうなり声、大好きです。

現在、彼は来日公演を行っています。今回はトリオではなくてソロです。

初日の14日、事件が起こりました。観客の騒音に耐えかねて演奏を中断してしまったのです。

10月14日に行われた「Keith Jarrett Solo 2005」で一部のお客様による場内の騒音(携帯の着信音、咳やくしゃみなど)により、キース・ジャレットが演奏を中断するという悲しい出来事が起きました。第2部の演奏の途中、キースはピアノの椅子から満員の2,000名の聴衆に向き直ってこのように言いました。
「こうやって演奏するのは、大変ハードな仕事だけれど、静かにしていることは、難しいことではないでしょう?皆さん、どうかWesternize(西洋化)しないで下さい。日本には昔から、瞑想(Meditation)という伝統があります。 アメリカには伝統がありません」
キースは、ずっと前から日本の聴衆は静かに自分の音楽を聴いてくれるので、日本で演奏するのが大好きだと言っています。最後の余韻まで聴いたあとに大きな拍手をくれるからです。今回の日本公演でもそのように余韻を楽しんでくれることをキースは望んでいます。


ロックコンサートじゃないですからね。そう言った音も聞こえてしまうわけですね。
聞こえた場合でも続行するミュージシャンがほとんどでしょう。
でも彼は中断してしまった。

彼の音楽に対する真摯な姿勢が読み取れて、さらに彼のことが好きになりました。
今日、最終日なんですよね。行きたいー。


AUTHOR: むなかた DATE: 10/21/2005 10:06:51 去年春、トリオ@新宿厚生年金、見ました。
かなりリラックスしてやってましたけど、ソロはまだ未見。
緊張感は比べ物にならないんでしょうね。
ケルン(的なプレイ)がナマで聴けたら失神するかも。
今日、最終日かぁ・・・うーん。
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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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