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おかん、どないしたんや?

(以下は夢を元にしたフィクションです)


実家に帰っていたときのこと、いつも寝泊まりする3階の部屋におかんがノックとともに間髪入れず部屋の中に入ってきました。いつもこうです。別に悪気はないんですが、プライバシーという観念がおかんには薄いんです。
「やす、朝ご飯やで」
朝8時すぎ。夜型の僕はまだ朦朧としています。
「あとで」
そう言っていつもの通り二度寝するつもりでした。
重いまぶたを開け、焦点が定まらないまま、部屋の入り口に立つおかんを見ました。
「…あれ」
まさかと思って目をこすります。
まちがいありません。
おかんは真っ赤な口紅をしています。
いつもは化粧っけはありません。
背丈は150センチもなくかなり小柄ですが、みかんのような顔にサツマイモのような体型とふくよかすぎるぐらいにふくよかな外見をしています。
家のまわりは植木鉢だらけ。庭のない3階建ての我が家ですが公道にはみ出すぐらいに花だらけです。
そんなわけで服にもブラウスに花の模様が入っていることもありますが、
家事に実家の会社の経理と大忙しなので動きやすい服装をしています。
近くの市場で買ったおばちゃんブラウスにおばちゃんスラックスです。
髪は肩にかかるぐらいにのばしているのを見たことがありません。
適当なおばちゃんパーマです。
そんな出で立ちですから赤い口紅だけが別の生き物のように浮き立っています。
おかんが今までそんな派手な口紅を塗っているのを見たことがありません。
びっくりして僕は布団から飛び起きました。
「えっ、どないしたん?」
「どないしたってなんや?なんかおかしいか?」
「おかしいってその口紅どないしたんや?」
「そりゃおかあさんかてたまにはおしゃれしてもええやろ」
「そうやけど急やし、まだ朝っぱらやしびっくりするで」
「さよか…」
おかんは気丈に振る舞おうとしているようでしたがどことなく少し寂しそうでした。

9時すぎに本格的に起き出して2階の居間に盆の上においてある白米とみそ汁、いかの塩辛、たらこ。食べ終わった後、僕は3階の部屋に戻り、家に持ってきたゲラのチェックをはじめました。おかんは1階で事務をしているはずです。

「おかんも女やからおしゃれかてするよな。ちゃんと褒めてあげたらよかったよなあ」

心残りをかかえながら僕は黙々と作業をしました。

AUTHOR: セージ DATE: 12/22/2005 14:47:00 かわいらしいお母さんですね^^
あんまり目立ってびっくりしたなら、もっと似合う色(?オレンジ系とか?)
をプレゼントしてみたらどうでしょう?w
きっとお母さんも慶ぶんじゃないかなって思いました^^
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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
****************
近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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