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kindle2(キンドル2)のカバーを作ってみる

kindle2自体は出版の新しいかたちを提示したり、電子インクディスプレイの普及の一助になったりと時代の最先端をいくツールなのだと思う。だけど、僕がこの機械で僕が一番やりたかったことといえば、著作権切れの名作を取り込んでガンガン読むことだから、どちらかというと時代に逆行しているのかもしれない。

本を読んでいるのと同じ感覚で触っていたかったので、本に似たカバーをつけてみることにした。

最初は市販のものを物色する。アメリカのアマゾンで革製のカバーが売られていて、34.99ドルという価格と上質な仕上がり感に少し惹かれたが、タックスと輸送料金を加えると、5000円ほどになってしまい、購買意欲はたちまちしぼんだ。



[1]紙を選ぶ
気に入ったものがないので自作してみることにした。銀座の文房具店ITO-YAでカバーがわりになる手帳やらディスクダイアリーを物色してみたが、いまいちぴんとこない。

ITO-YAの裏にある別館、パピルスに行くと、自作カバー用のアイテムがそろっていた。カバー用の内側に使うボール紙やその周りに巻く多種多様な高級紙が。

その中からボール紙100cm*100cm、「江戸上布クロス茶」を50cm*700cm、木工用ボンド、スポンジ状の刷毛(スポンジブラシ)を買う。それぞれ105円、682円、346円、105円。

kindle2がすっぽり入るA5サイズの本2冊を参考に二つ作ってみる。
寸法を測るのに使用したのは
ハードカバーの「マイナス50℃の世界」米原万里
ソフトカバーの「写真で読む 僕の見た大日本帝国」拙著
である。
sP1060578.jpg


[2]寸法を測り、切り取ってみる
次のような寸法で線を引く。

[横]
1cm(のりしろ)、0.1cm(ボール紙の厚さ)、14.9cm(表紙横)、0.2-0.3cm(表紙と背表紙との折り目)、背表紙(1.5cm)、0.2-0.3cm(表紙と背表紙との折り目)14.9cm(表紙横)、0.1cm(ボール紙の厚さ)、1cm(のりしろ)
[縦]
1cm(のりしろ)、0.1cm(ボール紙の厚さ)、21cm(表紙縦)、0.1cm(ボール紙の厚さ)、1cm(のりしろ)

そして切り取る。
ボール紙は次の寸法で切り取る。

14.9cm*21cm(表紙)を2つ、1-1.5cm*21cm(背表紙)
sP1060580.jpg



[3]貼り付ける
切り取り終わったら、水の入ったコップと平たい小皿を用意する。
小皿に木工用ボンドを適量出す。スポンジブラシを水に浸し、ボンドを水で溶かしたあと、ボール紙に塗る。

切り取ってある表紙用の紙にボール紙を貼り、ボール紙ののりしろ部分にスポンジブラシでボンドを塗り、のりしろを内側に折って乾かす。

そのあと、パピルスで材料を買ったときに商品をくるんでくれた包装紙を貼り付けるとだいたいできあがり。
sP1060587.jpg
sP1060581.jpg
sP1060584.jpg



[4-1]仕上げ--パターン1
「マイナス50℃の世界」のほうは金具で止めます。kindle2の左側側面にある金具用の溝にはまるのはコクヨのダブルクリップ極豆(クリ37B)。文房具屋で157円。足を外し、kindle2の溝にはめる。作ったカバーに二カ所パンチで穴を開け、kindle2につけたクリップの足と穴をゴム紐で結ぶとできあがり。
sP1060883.jpg
sP1070020.jpg
sP1070024.jpg


[4-2]仕上げ--パターン2
拙著をつかった方だが、こちらはベージュ地のフエルト(18cm*18cm、2枚で168円)を使った。横を切り、縦を縫って14.7cm*20.8cmぐらいの大きさにする。そのあとポケットをつくり、平ゴムを縦に縫う。

そのあと木工用ボンドを水で溶かしたものをボール紙に塗り、フエルトを貼るとできあがり。
sP1070003.jpg
sP1070021.jpg




[4-3]仕上げ--おまけ
二つ作りおわったとき、紙が余っていたので、ついでに持ち運び用の封筒も作ってみた。厚紙でできた封筒に残った紙を貼っただけだが。
sP1070023_20100302112321.jpg



[5]かかった費用と作ってみた効用
カバー二つと持ち運び用封筒を作るのかかった費用は合計で1878円。素人の日曜工作なので出来は不細工だが、実用には足りるようだ。

物書きである自分にとって、良かったのは文章を書くこと以外のプロセスを垣間見ることができたことだ。これからも本を出していくつもりなのだが装丁について今後はよりいっそう興味を持てるようになるはずだ。
sP1070018.jpg
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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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