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「密約確認」報道に関しての雑感

10年ほど前、沖縄県北部を旅行していたときのこと。
小さな湾の広がる砂浜の入り江で、地元の人が岬を指さしながら僕に言った。
「冷戦のころ、あそこに核兵器があったんだって」
「まさか」
僕はその話をにわかに信じることができなかった。
彼が指を差している方向には辺野古基地が見えた。
僕が立っている静かな入り江とは対照的に軍事関連施設の建物が並んでいた。

8年前、小笠原に行ったときに、本で読んだのか、古老から聞いたのかは忘れたが、やはり核兵器関連の話を聞いた。それは次のようなものである。
「小笠原の返還が1968年までされなかったのは、そこに核兵器があったからです」
そのときの僕の反応は沖縄の時とは違っていた。
沖縄と小笠原の共通点に思いが至り、その話をすんなり信じることができたのだ。
いずれの地も戦後、アメリカの占領下に置かれ続けている。当時、アメリカによって核が持ち込まれたとしてもおかしくはない。

その後、横須賀や佐世保などの米軍基地はどうだったのか気になるようになった。冷戦当時、アメリカによって核が持ち込まれていても不思議ではないぞと。

最近、核持ち込み密約問題がマスコミで取りざたされるようになり、やっぱりそうだったのか、と膝を打つようになった。と同時に与党自民党のトップや外務省の往生際の悪さに歯ぎしりした。

政権がかわり、今回の密約が確認された。報道を受け、浮かんだ疑問と感想は次の通り。
・なぜこの時期に明るみになったのか。5月末までの普天間基地移設問題や参院選への影響はあるのか。
・故佐藤栄作は非核三原則制定などの理由でノーベル平和賞をもらったはずだが、今回の認定によって万が一取り消されたりすることはないのだろうか。佐藤が文書を処分せずに残したのは良心の呵責によるものなのか。
・アメリカの核の傘に入るためには仕方がなかったのかも知れないが、三原則は制定当初から機能していなかったということがわかり、日本人としての誇りを踏みにじられた気分。やっぱり日本はアメリカの植民地だと再確認した。
・外務省の隠蔽体質が戦前から全然変わってないということに愕然とした。外圧がないとこの組織は改革できないらしい。
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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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