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AC/DCとドラえもんに出てくるガキ大将

この間の日曜日のこと。発作的にAC/DCのライブを見に行きたくなり、身重の妻を置いたまま、家を飛び出した。

さいたま新都心には1時間弱でつく。当日券を買う。
横には特設テントがつくられていて、ざっと500人ほどが並んでいる。グッズ売り場だ。さすがのAC/DC。ロゴは人気がある。あたりには赤い角が二本あるカチューシャをはめた人があちこちにいる。背広に半ズボンというアンガス・ヤングもどきもちらほらいる。


30人ほど並んでいる列に15分ほど並び、定価の12000円でチケットを購入したあと、ジョン・レノン・ミュージアムに入る。10月で閉館らしいので今行っとかないと逃してしまうかもしれないから。

開演前の約30分前の16時半すぎに入場し、「悪魔の氷」という2008年に出たアルバムを購入。同アルバムは赤い角つきのものもあった(5000円)が使わないので、薦められたがこっちは選ばず。席は8時の方角。スタンド。7時の方角がごっそり空いていたので、開演直前にうつった。その結果、ずっと座ったまま見ることができた。

所詮は格好の悪いおっさん。実物を見たからといってそもそも思い入れがないので何の感動もない。中学生でもできそうなミドルテンポの8ビートの曲ばかり。二日前にD1という血湧き肉躍るドラムの祭典をみたばかりだということもあって、いまいち手応えを感じないし、興奮もしない。

どでかい張りぼての機関車や関連映像は凝っている。バックインブラックやヘルズベルズなどキラーチューンが多いのも強みだ。そのような曲では思わず立ち上がったりした。アンガス・ヤング以外のソロは一切なし。バックの三人は淡々とバンドサウンドに徹している。

ライブに来て良かったと思ったのは、60前後の不器用そうなおっさんたちがいつまでもひたむきにロック道を追求している様をこの目で確認できたこと。

ミドルテンポの曲ばかりのライブだったが、キラーチューンを連発するからか僕も次第に乗ってくる。というか乗ってきたのは彼らのきわめてシンプルなタテノリリズムのせいかもしれない。彼らのサウンドは強力な一体感がある。独特のドライブ感がある。

ドライブ感の秘密はなんだろうか。
曲のテンポが微妙に速くなっているからだろうか。黒人のバンドのグルーブ感とは違っているが、似たような天性のノリがこのバンドにはあるような気がする。そうでないと単に不器用なだけでは残れないだろう。

ステージからアリーナ席の中程のあたりまで、花道のような通路があって、ボーカルのブライアン・ウィルソンやアンガスが時折、そこを歩いている。ブライアン・ウィルソンが一人、アリーナの中程にある「花道」の行き止まり地点で歌っているのを見ていたとき、不意にあるキャラクターのことが頭に浮かんだ。

ドラえもんのジャイアンである。ジャイアンは空き地でリサイタルを開く。木箱に乗り、「ボエー」というだみ声を聴かせる。

ジャイアン・ワールド・ツアーというパロディTシャツがある。背中にはツアー日程がプリントされている。マジソンスクエアガーデンなどアメリカを中心に世界を回り、最後の会場を「空き地」でしめくくるというオチがついている。

ジャイアンがマジソンスクエアガーデンでライブをやったら、AC/DCのMSG公演のような盛り上がりを見せるんじゃないか。かっこうのわるい、ガタイのいいブライアンが振り絞るように金切り声で歌っている様子を見ながらそんな妄想を抱いた。
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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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