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即興で書いてみました。

芥川賞候補作である「ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」に感化され?、即興で小説のようなものを走り書きしてみた。執筆時間、約30分です。
**********************
「21世紀のスキツォイド・マン」
翌日の発表会に向けて、キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」の歌詞を覚えなくちゃならない。お披露目は山のなかの小さな旅館。一人ではなく、男二人で。僕は相方と、なぜか浴衣姿で、ネタ合わせするみたいな感じで、練習に励んだ。
相方は言う。
「これ英語じゃなくて日本語のほうがうけるんと違うか」
それに対して僕は
「いやいや。やっぱ英語じゃないと。タイトルが「21世紀のスキツォイド・マン」ってかわるらしいし、べたに精神異常者とか訳して歌ったらまずいやろ。それにリズムに乗らんし」と抗弁する。すると、相方は突然、「なんやと」と声を荒げ、紙の棒を浴衣の合わせ目から取り出した。
「そんな意気地なしやったんか。気合いをみせらなあかんで。だからぬいでもらうで」
「なんやなんやなんでぬがなあかんねん」
相方は浴衣に手をかけ、僕の上半身を露出させた。
「これなんやねん。どういうことや」
僕の抗議はあえて無視し、おもむろに紙の棒を胸に押し当ててきた。
「乳首ドリルやめんかい」
そう僕が言うと、つま先、顎と連続攻撃。さらには脇を叩いてきた。
殴られた悔しさで僕はうずくまり、地面をたたきながら、「ウォー」と叫ぶようにして泣いてしまった。
「将軍さまー、なぜ亡くなられたんですか。こんな理不尽なことはありません! アイゴー」
とここで目が覚めた。脇やつま先がジーンと痛い。
布団は全体がじっとりと濡れていた。大人用のトレッピーを股間に装着し忘れて失禁したのか。それとも涙なのか。汗なのか。いずれにせよ、舐めるとしょっぱかった。(了)
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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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