Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nishimuta62.blog114.fc2.com/tb.php/1567-5329480f

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

原節子の引退後を暗示するような台詞

原節子が95歳で亡くなった。「東京物語」をみて以来、ずっと消息が気になっていたが、引退後、どのように暮らしたのか。やはり気になってしまう。追悼の意味もこめて、さっそく小津安二郎の「東京物語」を見直した。

この映画の1時間15-17分付近で、気になるやりとりがあったので記しておく。

東山千栄子「あんたまだ若いんじゃし」
原節子「うふふ、もう若くありませんわ」
東山千栄子「(略)ええ人があったらあんたいつでも気兼ねなしにお嫁にいってくださいよ(略)」
原節子「じゃあ、いいところがありましたら」
東山千栄子「あるよ。ありますとも(略)」
原節子「そうでしょうか」
東山千栄子「あんたにはいままで苦労のさせ通しで、このままじゃわたしゃすまんすまん思うて」
原節子「いいのお母様、私勝手にこうしてますの」
東山千栄子「でもあんた、それじゃああんまりのう」
原節子「いいえいいんですの、私このほうが気楽なんですの」
東山千栄子「でも、あんた、いまはそうでもだんだん年でもを取ってくるとやっぱり一人じゃ寂しいですけえのう」
原節子が「いいんですの、私、年取らないことに決めてますから」

このやりとり、引退後、一切、表に出ず独身のまま天寿を全うした彼女の最期を暗示しているような気がした。
ご冥福をお祈りします。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://nishimuta62.blog114.fc2.com/tb.php/1567-5329480f

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
****************
近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

Twitter

 

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。