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ストーンズと僕の16年 その1

金曜日、知り合いからお誘いがありました。
ローリング・ストーンズ公演を見に行かないかと。
とあるツテから招待されたそうで、僕も誘ってくれたというわけです。
東京ドーム。
ステージ上に6階建てのビルが建ち、そのビルのベランダが僕らの観賞スペース。その場所、他国では販売されている席だそうでアメリカでは600ドルもするのだとか。日本では消防法により客席として認められないそうで。

16年ぶりでしょうか。ストーンズのライブは。
16年前も東京ドーム。
当時、僕は大学生、初めての海外旅行(ヨーロッパ)を終えた直後でした。
神戸の端に住み、三宮まで毎日、ライブハウスのバイトのため通う毎日。
今のような旅行漬けの毎日ではなく、世間知らずの井の中の蛙でした。
まだまだピュアな少年でした。
そのヨーロッパ旅行以外は国内も含めて修学旅行や親の実家(福岡と石川)以外はほとんどどこにも行ったことがなく、もちろん東京に行くのは初めて。

ストーンズも初めての東京。それどころか初来日でした。
というのも70年代に麻薬問題で来日が頓挫した上、
元ライバルバンドの一員だったポールマッカートニーが来日後、牢屋に入れられたのち、ライブをせずに帰らされたという事件などが影響しているのでしょう。
そうした事件のほとぼりがさめ、ストーンズが来日できるまでには20年近くの年月が必要だった…とは僕の勝手な見解ですが、真相は遠からずだと確信しています。

また来日できるとは保障できません。麻薬で以前のように来日できなくなるかもしれません。90年当時、そんなことを考えていました。最初で最後の来日に違いない、と思い、なけなしの貯金をはたいて上京したんです。同じような心境の人は90年当時、多かったのではないでしょうか。

さて。
東京に来てまず驚いたのは山手線を横切るように電車が走っていることでした。
大阪にも環状線という山手線に似た路線がありますが、地上を走る電車でそういった路線(中央線)はありません。
あと驚いたのは大阪のミナミやキタのような繁華街がたくさんあることです。
新宿、池袋、渋谷、上野、銀座などなど。
「東京の中心はどこなんやー」
心の中で叫び、オロオロしてしまいました。

一般的に大阪人は東京への対抗心が強いものです。
僕もそうでした。
しかし、東京の市街地の広がりように白旗をあげてしまいました。
「こりゃかなわんで」と。
中でも東京ドーム。
見上げたときインドのタジマハール、中国の万里の長城、エジプトのピラミッドなど、かつて栄えた国を象徴するモニュメントを目の当たりにしたようで、正直圧倒されました。
バブル絶頂期の日本の国力を東京ドームが象徴しているようなそんな気がすらしました。

でそのときのストーンズのライブ。
2時間半ぐらいだったでしょうか。
2階席のほぼ最後部。
後ろだし、ステージからかなりの高さ。
同じ高さのビルから飛び降りたら即死は確実、といった高さがありました。
だからかバントの曲は音がまわりまくり。
しかも0.5秒か1秒か、遅れて聞こえます。
メンバーの動作と音に微妙なずれがありました。

肉眼ではメンバーは豆粒ぐらい。
動いているのはわかりましたが、メンバーの表情などはビジョンでやっと確認できる程度。
だけども生ストーンズ。ストーンズと同じ空気を吸っているというその事実だけで大熱狂でした。
当然ずっと立ちっぱなしでしたし、曲にあわせて体を揺らしたり、フレーズにあわせて跳んだりはねたり。ライブの間中ずっとそうだったと思います。
僕だけではありません。他の客も同じようなリアクションでした。客同士の熱、バンドの発する熱。相乗効果で極限に近いぐらいの熱狂ぶりでした。


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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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