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「党の胸に抱かれて幸せに暮らしてきた」

2002年、平壌に行ったとき、日本語の本をいくつか買いました。
「朝鮮概観」「平壌概観」といった北朝鮮による地理・歴史を概説した本です。これらの本はプロパガンダ臭がプンプンします。「我が共和国がいかに素晴らしい国なのか」を誇らしげに、これでもかというぐらいに語ります。
印象に残ったのは、日本からの帰国事業と朝鮮戦争後、捕虜となった元兵士の北朝鮮への送還についての説明です。どちらも、「党の胸に抱かれて幸せに暮らしてきた」というような言葉で締められていたのです。

横田めぐみさんの元夫と言われる金英男氏が今日、記者会見を開きました。
その中で金氏は「党の胸に抱かれて幸せに暮らしてきた」というフレーズを使いました。
これは僕の持っている本の中に書かれたのと同じ言葉です。
偶然ではありません。
彼の会見での発言内容は予想されたとおり、北朝鮮政府の主張そのまんまのプロパガンダということです。

この発言から連想したのは、「本多勝一/中国の旅」です。
日本軍の被害を証言する人々の言葉の最後はいつもほぼ同じ言葉で締められます。
「悪いのは日帝政府です。我々は日本人民と力を合わせ平和を築いていかなければなりません」
こうした言葉が各項ごとに枕詞のように続きます。
時代は文化大革命真っ盛りのころです。
今の様子からすると隔世の感ですが。

今回の北朝鮮にしろ、文革時の中国にしろ、発言は当局の意向に沿ったもので、信憑性はまずありません。

横田夫妻が気の毒なのはもちろんですが、
親と会っても涙を見せず、日本の批難をする金氏も気の毒な存在です。
操り人形に徹しなければ生きられないのですから。

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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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