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となり町戦争

「戦争に対してイエス、ノーだけでは片付けられない思い」
インタビューで語る作者の考えに共感を覚えた。
「大日本帝国」で伝えたかったこととダブるような気がした。
本の装丁は「大日本帝国」と同じ鈴木成一氏、おまけに1970年生まれと同世代だ。
共通点がいくつもあることで親近感を覚え、購入、さっそく読破した。3月のことだった。

町役場と市町村合併、ひたひたと近づいている感のある戦争。これらをmixtureした不思議な設定はすばらしい。

前半は緊張感を持って読み進められたが後半は読んでいて冗長さを感じた。
戦闘シーンはなく、かといって戦争を象徴する物品が残されているわけでもなく、「あらもいつの間に戦争終わったの?」って感じ。ちょっと拍子抜け。
役所の仕事で妻になった女性(つまりヒロイン)とのラブシーンが何度も続くのだが、シーンにあまり必然性を感じなかったし、彼女の去り方もあまり説得力を感じなかった。

とはいえ設定そのものは群を抜いてすばらしい。安部公房レベルだ。
それに、作者の考えには深く共感するものがある。
そうした他にはないいい部分が多いだけに後半のツメの甘さは残念。
文庫化するときは後半部分をもう少し練り直して出版して欲しいですね。


TITLE: 「となり町戦争」三崎亜記 URL: http://www.minute-scales.com/?e=65 IP
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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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