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琵琶湖に浮かぶ人びと

FI82359_0E.jpg
日本最大の淡水湖、琵琶湖。大阪出身の僕にとって子供のころから身近な存在だった。
「空梅雨で琵琶湖の水位が下がっております。近畿地方では渇水が予想されます」
 夏になると天気予報でそんなことをよく聞いたものだ。
 今回紹介する沖島は琵琶湖に浮かんでいる人口約500人の有人島だ。地図を眺めるのがすきな僕だけどこの島のことを島としてちゃんと認識していなかった。たいていの地図に航路の線が描かれていなかったので、まさか人が住んでいることなど知るよしもなかった。とあるサブカルの雑誌でこの島の訪問記を読んでやっと知ったのだった。

 こんなちいさな船で島へ向かう。
FI82359_1E.jpg

航路を見つけるのもちょっと手間がかかった。地図で島の場所を確認したあと付近の湖岸沿いを20キロとかバイクで走ったり、コンビニや観光船の窓口に聞いたりしてやっと見つけた。
 船着き場は近江八幡の堀切というところにあった。。10トンほど、20人乗りほどの小さな小さな通船。片道400円。鏡のような静まり返った湖面を10分。
 船内には若い男釣り客2人に島民らしきおばちゃんが3人いた。普通電車のように長シートが向かい合っていて、船内の幅もそれぐらい。座布団が敷かれているのがほほえましかった。

船内です。
FI82359_2E.jpg

港湾内には通船同様の小船が60隻ほど。島民のほとんどが漁民だっていうから当たり前なのかもしれないがそれにしてもこんなに船があるとは。。。。
 港のある岸には一軒家が肩を寄せ合うようにひしめき合っていて、防波堤に沿った、車も通れないような沿岸の小道が島のメインストリートだった。住宅の目の前にその道があり漁具や自転車やらがところせましと放置されていた。
FI82359_3E.jpg

店をみつけたので入ってみた。食事もできるらしい。
 前夜近江八幡で泊まった民宿。そこの女主人は20年ぐらい前に、
「泊まるか食事せんのならこんでええ!」とか怒鳴られた経験を持っている。そんなわけでついこないだ初めて渡るまでは、対岸だというのに行ったことがなかったんだという。
 僕も怒鳴られるかと思ってビクビクしていた。だが予想と反していた。
「すんまへんな。今日は店やらへんのですわ。こんどまた寄ってください。ホームページも始めましたんでアクセスしてな」
 男店主にはHPアドレス入りの名刺を渡された。



他の人もあっけらかんとしていた。
「島外から遊びに来さしてもらってます」とかいうと、
「おつかれさんやね」と返してくれたし、挨拶は誰でも返してくれた。
 また、自転車(島の移動手段。車は1台あるだけ)に乗ってるおばちゃんを撮ったら、「わあ撮られたわ」ってあっけからかんと笑っていた。
 1日8本も船が走るようになったからだろうか。それとも昔からこんな感じなのだろうか。
 よくわからないが、またひとつ秘境が消えたようなそんな風に勝手に思った。

観光情報は以下のアドレスへ
http://www.city.omihachiman.shiga.jp/KANKO/okisima.htm
FI82359_4E.jpg

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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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