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ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー

「ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー/森達也」

<内容> オウム真理教から見た社会を撮った映画『A』『A2』、三人の超能力者を追った『職業欄はエスパー』、次々と問題作を放つ森達也が、選んだのは、ひとりのベトナムの王子。

1951年、東京の杉並区にある粗末な貸家で、
ベトナムの王子クォン・デはひっそりと孤独に息絶えた。
母国では伝説的カリスマだった「安南の王子」が、なぜ?

満州国皇帝溥儀を担ぎ上げた大東亜共栄圏思想が残した昭和史もうひとつのミステリー
「僕らの王子は日本に殺されたようなものなのに、どうして日本人は誰もそのことを知らないのですか」
偶然知り合ったベトナム人の言葉が森の心を深く捉えた。

フランス植民地下にあった祖国を解放するため、王位を継ぐ代わりに、独立運動に身を捧げたクォン・デ。革命家ファン・ボイ・チャウとの運命的な出逢いによって、1906年希望に燃えて日本を訪れ、やがて個性的な日本人との交流が芽生える。
時の宰相犬養毅や玄洋社の頭山満、新宿中村屋相馬愛蔵・黒光夫妻ら、留学生を支えた日本人との交遊、そして満州国建国に奔走したアジア主義者大川周明、松井石根の暗躍――。
20世紀初頭、世界を見据えて生き生きと活躍した日本人達、そして日本に憧れて翻弄されつづけた王族の数奇な生涯が鮮烈に甦る!
取材9年、執筆に2年をかけた労作がついに刊行!


初めて読んだ森達也さんの本。
不安・迷いといった自らの心の内を交えながら話が進んでいく、という構成に共感。映像作家という別の顔を持っているだけにその手法はドラマチックすぎるなような気がして、かすかに鼻についたが。

呑気な王子に不甲斐なさを感じなくもなかったが、社会主義国になったベトナムでその名が消されてしまったことに哀れみの念を禁じえなかった。

そんな細かいことはともかく読ませる作品。面白かった。


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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
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近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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