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[C1271] 佐藤優著「国家の罠」(新潮社刊)

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“正義”とは、本来、相対的なものです。(と自分は信じています。)
典型的なものが国際問題。イスラエルの正義は、パレスチナにとっての悪となる。だからこそ迂闊に他の国々は干渉できないし、すべきではない。
それは、他の中東諸国やアジアといった日常茶飯事のように新聞紙上を賑わせている国々のみならず、世界中どこの国でも同じことがいえます。
ところが、国際関係という点に絞ってみれば、日本は、そうではなかった。
第二次世界大戦の敗戦から1990年代の東西冷戦崩壊までは、アメリカの正義=日本の正義と...

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国家の罠

「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて/佐藤 優」

出版社/著者からの内容紹介
 外務省、検察庁、永田町を震撼させる衝撃の告白手記!
外務省元主任分析官は、政治と外交の最前線で何を見たのか?
有能な外交官にして傑出した情報マン──。国を愛し、国のために尽くしたにもかかわらず、すべてを奪われた男が、沈黙を破り、「鈴木宗男事件」の真実と、「国策捜査」の実態を明らかにする。
「背任」と「偽計業務妨害」容疑で逮捕され、東京拘置所での拘留生活は、なんと512日にも及んだ。2005年2月に下された第一審判決は懲役2年6カ月、執行猶予4年。しかし、男の闘いはまだまだ続く──。

出版社からのコメント
 1991年ソ連消滅。エリツィン大統領の台頭から、その後の大混乱の時代を経て、プーチン氏への政権委譲へと続く90年代激動のロシアを縦横無尽に駆け回り、類い希な専門知識と豊富な人脈を駆使して、膨大な情報を日本政府にもたらした男、それが元主任分析官、佐藤優だ。
 2000年までの平和条約の締結と北方領土の返還という外交政策の実現を目指して、ロシア外交の最前線で活躍していた彼は、なぜ「国策捜査」の対象となり、東京地検特捜部に逮捕されされなければならなかったのか? そもそも、検察による「国策捜査」とは何か?
さらに、鈴木宗男代議士による外務省支配の実態とは? 小泉政権誕生の「生みの母」とまで言われた田中眞紀子外相の実像とは? 宗男VS.眞紀子戦争の裏側で何が起こっていたのか──。
 512日にも及んだ獄中で構想を練り、釈放後1年以上をかけて執筆された、まさに入魂の告白手記。


ストイックな人だ。保身よりも国益を優先した愛国者だ。
冷静で読みやすい筆致に好印象。
わかりにくい外交・政治の世界の仕組みを知るための格好のテキストだと思う。
ロシアの小話を彷彿とさせる時折見せるユーモア感覚も絶妙だ。
後半の検事とのやりとりが妙にすがすがしかったのも○。

だけどあくまでこれは個人の回想録だからね。
鵜呑みにしちゃいけないとも思う。

吹っ切れて洗いざらい話しているというのではなく、都合の悪い部分は隠していることもあるはず。っていうか一部、国益のためとかで「書けない」と書いてあったりするし。まあ係争中だから仕方ないのかもしれないけど。

感覚のずれも気になる。
本の中で書いてあったが彼の感覚は一般庶民とかなりずれている。

たとえば鈴木宗男について。
鈴木宗男という政治家の行動力を僕もとても尊敬している。
国後島や南大東島といった日本の辺境で彼への惜しみない賛辞を聞いたことがあるし、賛辞を受けるべきことをやっている、とその場に立って思ったこともある。
一方、彼のなりふり構わないやり方は尋常ではない。えげつない。大嫌い。
(なりふり構わず徹底してやらないと主張が通らないのかもしれないけど印象は悪い)
だけど佐藤は本の中でそれについて一言も批判していない。
そんな手法が当たり前だと思っているのか、それとも口をつぐんでいるのかはよくわからないけど。

僕も見に行った国後島のムネオハウス等の施設。
特に発電所。日本からの軽油が供給されなければ動かない。
つまりイギリスが中国をアヘン漬けにしたのと似たような建て方をしているのだ。
そうしたやり方に佐藤はなんの疑問を抱かない。
怖いなあと思う。

鈴木宗男がなりふり構わずやっちゃうことに対して少しでも心が揺れ、彼についていったことに対して一瞬でも反省の念を文中に示していたら(だからといって全否定する必要はない)もっと印象が良くなったような気がする。

これって物書き的な発想なのかなあ。


TITLE: ★★★★★「国家の罠」佐藤優、新潮社(2005/03)¥1,680 URL: http://plaza.rakuten.co.jp/japantn/diary/200507190000/ IP
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プロフィール

PEREZVON(ペレズヴォン)

Author:PEREZVON(ペレズヴォン)
西牟田靖(ニシムタ・ヤスシ)
1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業後、フリーライターになる。近年は旅・現場・実感にこだわるノンフィクション作品を発表し続けている。著書に『僕の見た「大日本帝国」』(2005)、『誰も国境を知らない』(2008)など。NPS(Nikon Professional Services)会員。
****************
近年、ノンフィクションライターと見なされることの多い西牟田靖のブログ。手間をいとわず、自分の好奇心に忠実な仕事をしていきます。

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